個人的にLINEを好きになれないのは、情報管理の甘さですね。
以前これだけ流行ってるんだからと、LINEを登録してみたのですが、LINE専用にしてたメアドに迷惑メールがくるようになりました・・・。
利便性はいいと思うから、はやるのはわかりますけどね。

それはまあおいといても、今回のドコモ用LINEアプリでは、ドコモ用の音声通話ボタンを押すと、LINEを通じてではなく、ドコモの回線経由になり、通話料もかかります。
従来のLINEアプリ経由による通話も可能ですが、元々LINEは通話品質では不評があり、通話品質を求める方は多いと思います。
らくらくホンにLINEアプリを搭載するとの事ですが、これでドコモ経由の音声通話をするようになった高年齢の方が高額の通話料を請求される事が心配ですね。

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NTTドコモによる「LINE」アプリとの協業の発表資料

今回の報道発表の概要は以下の通りです。

1.らくらくスマートフォン向け「LINE」アプリの開発
2.LINEアプリのユーザプロフィール画面に、ドコモ専用の音声通話ボタン配置
3.ドコモオリジナルホームアプリ「docomo Palette UI」のおすすめタブに「LINE」を配置
4.ネットワークおよびスマートフォンの利用環境向上に向けた取り組みの強化

1.については課金機能を制限し、スタンプの課金の制限、連携アプリのダウンロードが非対応になる予定です。

2.についてはLINEによる通話機能以外にドコモの音声通話を提供します。
そのためドコモの回線品質で通話可能になりますが、音声通話に料金がかかるようになります。
通話料金も、通常の携帯による通話料金が加算されますので、要注意です。

週刊アスキーからのドコモへの通話料金の問い合わせ結果

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3.のdocomo Palette UIは2013年夏モデルのほとんどのスマートフォンが搭載するアプリとの事です。

それにしても、やはりドコモ回線の音声通話による課金トラブルが心配になりますね。
auのSkypeの場合は、あくまでもauのパケット通信の中で通話を行なっているので、スマホでパケ放題に入らない人は、ほぼいないと思いますし、トラブルにはならないと思うんですが。